【新唐人2016年3月15日】
台湾の若者は自分が台湾人であるという認識について、20年前に比べて3割増え、約8割に達しました。中でも20歳台が高い比率を示していると、新聞等の最近の民間調査で分かりました。
記者VS街の人
「自分が台湾人なのか、中国人なのか」
「台湾人だね」
「何故」
「台湾で生まれて育ったから、もちろん台湾人だよ」
街で取材した台北の民衆の中では、自分が台湾人であるという認識が大多数を占めています。調査によれば、その比率は20年前の44%から73%に増加しました。
街の人
「もちろん台湾人です。台湾人だわ。以前からずっと台湾人だ。小さい時からそう思っていたる台湾は一つの国です」
特に20歳から29歳の若者が85%、30歳台では81%を占めています。一方、自分が中国人である認識の割合は、31%から11%へと大幅に減少しました。
街の人
「若者は分かっていないのよ。国際状況があって、台湾独立はそう簡単ではない。私は外省人の二代目です。中国人なのか台湾人なのか、自分が中国人だと思っている」
街の人
「違いはあまりないと思う。本源が同じだからだ。これは私の考えだが、。そういうのは遠い昔のことだ、今は特に気にすることもない。強いて言えば現段階では、互いの文化の違いがある。それだけだ」
国民意識についての世代間の認識の違いが引き起こす対立の解決を、新政府に期待する民衆もいます。昨年の中央研究院の調査で、台湾独立擁護者の37%は、中国に統一されることを懸念。ひまわり学生運動は統一への抵抗だと専門家が分析しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com.tw/b5/20160314/video/167711.html (中国語)
(翻訳/王大同 ナレーター/水田 映像編集/李)